先に結論:この体験で一番大きかった教訓は、就寝中の転落対策と、走行中のチャイルドシートによる安全確保を分けて考えることでした。
子どもとハイエースで車中泊
わが家がハイエースで東京ディズニーランドへ行ったときのことです。 家族4人で夜に出発し、そのまま高速道路を走って東京方面へ向かいました。 ディズニーランド周辺に到着したのは午前3時ごろ。 駐車場へ入れる時間を待ち、入場してからハイエースのベッドキットを使って2時間ほど仮眠しました。 このとき改めて、 「ハイエースってこういうとき便利だな」 と思いました。 家族4人でも車内で横になれますし、長距離を走ったあとに少しでも体を伸ばして寝られるのは助かります。 そして、このときの車中泊では特に問題はありませんでした。 むしろ、 「この寝方、けっこういいかも」 と思っていたくらいです。 問題が起きたのは、ディズニーランドから帰る途中でした。帰りに沼津で車中泊
朝から東京ディズニーランドで遊び、出発したのは21時ごろ。 そこからお風呂に入り、さらに約150km走って沼津のサービスエリアまで移動しました。 さすがに家族全員クタクタです。 時期は5月でしたが、その日は少し蒸し暑く感じました。 そこで車内に風を通すため、 ・スライドドアを10cmほど開ける ・リアゲートを20〜30cmほど開ける ・サイドとリアに防虫ネットを取り付ける ・サーキュレーターを回す という状態で寝ることにしました。 このとき使っていた装備は、ユーアイビークルの防虫ネットと、バックドアを任意の位置で止めるアイズストッパーです。 行きにも似たような方法で寝て問題がなかったので、このときも特に心配していませんでした。 ベッドキットに家族4人で横になり、そのまま就寝。 ところが、しばらくして突然、 「ガタン!」 という音がしました。子どもがベッドキットから落下
音がした瞬間、夫婦そろって目が覚めました。 そして、 「あ!落ちたー!」 となりました。 見ると、さっきまで寝ていた息子がベッドキットの上にいません。 しかも、このときはリアゲートを開けた状態です。 一瞬、 「外に落ちた!?」 と思って、本気で焦りました。 慌てて確認すると…… 息子はベッドキットの下にいました。 幸いケガもありません。 それどころか、 そのまま普通に寝ています(笑)。 こっちは夫婦そろって飛び起きているのに、本人は何事もなかったかのように爆睡。 今思い返せば笑えるのですが、その瞬間はかなり焦りました。防虫ネットも外れてしまった
さらに、もう一つ問題が起きました。 息子がベッドキットから落ちたとき、リア側に取り付けていた防虫ネットへ意図せず荷重がかかり、ネットが外れてしまったのです。 当然ですが、防虫ネットは人の転落を防ぐための装備ではありません。 今回はたまたま大きな問題にならなかっただけです。 しかも場所は自宅ではなく、旅行先。 結局、外れてしまった防虫ネットをその場で付け直すことになりました。 ディズニーランドで朝から夜まで遊び、そこから約150km走り、ようやく寝られると思ったら、 息子が落ちる → 夫婦で飛び起きる → 防虫ネットを直す。 なかなか濃い一日になりました(笑)。それ以来やめたこと
この出来事があってから、わが家では一つやめたことがあります。 それが、 リアゲートを開けたまま家族で寝ることです。 それまではリアゲートを少し開けておけば風が通り、暑い時期でも車内で過ごしやすいと考えていました。 実際、それまで特に問題もありませんでした。 ただ、大人と違って子どもは寝ている間によく動きます。 「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫」 とは限らないことを、このとき実感しました。 もちろん、これはあくまでわが家で実際に起きた出来事と、その後に変えた使い方です。 それぞれ車内の仕様やベッドキット、家族構成も違います。 ただ、子どもと一緒に使う場合は、大人だけで使うときとは違ったことが起きる可能性も考えておいた方がいいと思いました。ベッドキットは今でも便利
今回こんな失敗をしましたが、ベッドキットそのものが悪かったとは思っていません。 むしろ、わが家にとっては今でもかなり便利な装備です。 長距離移動の途中で休憩したり、家族で横になったりできるのは、ハイエースならではの使いやすさだと感じています。 今回変えたのは、ベッドキットを使うことではなく、寝るときの使い方です。 実際に家族で何度も使っていると、 「これは便利だった」 ということもあれば、 「この使い方はやめよう」 と思うことも出てきます。 こういう部分は、カタログやスペックだけではなかなか分かりません。子どもとの車中泊で先に確認したいこと
ベッド上の転落防止、出入口の固定、換気、車内温度を出発前に確認します。小さな子どもを車内に残さないことも大前提です。走行中は年齢や体格に合ったチャイルドシートを使用し、製品の説明書どおりに固定してください。国土交通省のチャイルドシート案内でも、車両との適合確認と確実な固定が案内されています。
- 寝床から落ちる余地がないか
- 子どもの手でドアや窓を操作できないか
- 暑さ・寒さ・換気を大人が管理できるか
- 走行前に寝具を片付け、全員が座席に着いたか
まとめ
ハイエースは荷物をたくさん積めるだけでなく、ベッドキットを取り付ければ家族で横になれる大きな空間を作れます。 わが家でも長距離移動では何度も助けられてきました。 一方で、子どもと実際に使ってみたからこそ分かったこともあります。 今回の経験から、わが家ではリアゲートを開けた状態で家族4人で寝ることをやめました。 ハイエースに3年以上乗っていますが、こうした小さな失敗や発見はまだまだあります。 それでも、家族で遠出するときにハイエースを選んで良かったという気持ちは変わっていません。 今回の出来事については、YouTubeでも実際のハイエースの映像と一緒に話しています。
ばんらいふlog
「外に落ちた!?」と思った瞬間は、本当に血の気が引きました。

ばんらいふlog
便利な装備でも、使い方まで安全とは限らない。あの一件でそう実感しました。

