ハイエースを所有するうえで、毎年かかる費用のひとつが自動車税です。
私が所有しているのは、7型ハイエースのダークプライムⅡ、2.8Lディーゼル・4WDです。
実際に毎年支払っている自動車税は16,000円です。
2.8Lの車として考えると、思ったより税金が低いと感じる人もいるかもしれません。
その理由は、私のハイエースが小型貨物として登録されているからです。
今回は実際に支払っている自動車税と、小型貨物としてハイエースに乗るメリット・デメリットについて、3年以上所有してきた経験を交えて紹介します。
先に結論:16,000円は私の4ナンバー車で実際に支払った年額です。登録区分や自家用・事業用、税制変更などで金額は変わるため、購入候補車の車検証情報で確認してください。
自動車税は16,000円
私の7型ハイエースで毎年支払っている自動車税は、16,000円です。
ハイエースは同じ車名でも、用途や登録区分、車両の仕様などによって税額が異なります。
そのため、すべてのハイエースの自動車税が16,000円というわけではありません。
私のハイエースは小型貨物として登録されているため、この税額になっています。

2.8Lなのに年16,000円。最初は私も思ったより低いと感じました。
小型貨物の税額
乗用車の自動車税は主に排気量によって税額が分かれますが、貨物車では最大積載量や排気量などによって区分されています。
私のハイエースに該当する区分では、自動車税は年間16,000円です。
実際に私が毎年支払っている金額も16,000円。
2.8Lディーゼルだからといって、同じ排気量の乗用車と同じ税額になるわけではありません。
乗用車なら?
参考までに、2.8Lの車を自家用乗用車として考えた場合、税額は大きく変わります。
2019年10月1日以降に初回新規登録された自家用乗用車の場合、2.5L超〜3.0L以下の自動車税は年間50,000円です。
| 区分 | 年間の自動車税 |
|---|---|
| 私のハイエース | 16,000円 |
| 2.8Lの自家用乗用車 | 50,000円 |
| 差額 | 34,000円 |
自動車税だけを単純に比較すると、年間34,000円の差があります。
5年間なら17万円、10年間なら34万円になる計算です。
ただし、これはあくまで税額を比較した場合の話です。
ハイエースバンを自由に乗用登録へ変更できるという意味ではなく、乗用登録するには車両の構造や仕様などの条件があります。
小型貨物のメリット
小型貨物として乗る分かりやすいメリットのひとつが、自動車税です。
私の場合は年間16,000円なので、毎年発生する固定費を抑えられています。
私はハイエースを長く乗るつもりなので、毎年積み重なる税金を考えると、この点はメリットだと感じています。
ただし、税金が低いから小型貨物の方がすべて優れているというわけではありません。
貨物車として登録されている以上、乗用車とは異なる部分もあります。
4ナンバーの条件と注意点
乗車定員
私が所有しているハイエースバンのダークプライムⅡは、乗車定員2/5人です。
わが家は4人家族なので、普段の生活や家族旅行で困ったことはありません。
むしろ旅行や車中泊では、大人数を乗せることよりも広い荷室を使えることの方が重要です。
ただ、大人数で移動することが多い人なら、乗車定員は購入前に確認しておきたいポイントです。
なお、小型貨物だから一律5人までというわけではなく、ハイエースバンには仕様によって異なる乗車定員があります。
仕切りバー
ハイエースバンに乗り始めて、乗用車との違いを感じるもののひとつが仕切りバーです。
貨物車として必要な要件を満たすための装備で、乗車スペースと荷室を区分する役割があります。
ハイエースはベッドキットを取り付けたり、車中泊仕様にしたりと荷室をカスタムする人も多い車です。
その際も、貨物車として必要な要件があることは知っておいた方がいいと思います。
最大積載量の表示
もうひとつ見落としやすいのが、最大積載量の表示です。
貨物自動車では、車体後面に最大積載量を表示する必要があります。
実は私も最初はあまり意識しておらず、リアにあった最大積載量の表示を一度剥がしてしまいました(笑)。
その後、貨物車には最大積載量の表示が必要だと知り、改めて表示することにしました。
乗用車ではあまり意識することがない部分なので、ハイエースのリア周りをカスタムしたり、ステッカー類を剥がしたりするときは注意した方がいいと思います。
毎年車検
小型貨物でもうひとつ大きな違いが、車検です。
私のハイエースは新車購入後2年で初回車検を受け、その後は1年ごとに車検を受けています。
いわゆる毎年車検です。
購入する前は、「毎年車検だと結構お金がかかるんじゃない?」という部分が気になっていました。
ところが実際に所有してみると、私の場合は想像していたほど大きな負担にはなっていません。
実際の車検代
私のハイエースで実際に支払った初回車検の費用は67,550円でした。
2回目は81,105円です。
2回目については、長く乗ることを考えてATオイル交換もお願いしています。
2回の合計は148,655円でした。
もちろん車両の状態や整備内容、車検を依頼する店舗によって金額は変わります。
それでも実際に2回の車検を経験した現在は、「毎年車検だからものすごく維持費がかかる」という印象は持っていません。
車検の手間
費用とは別に、毎年車検を受ける手間はあります。
ここは小型貨物のデメリットだと思います。
ただ、私の場合はいつもお願いしている地元の車屋さんが自宅から5分ほどのところにあります。
ハイエースの購入から普段のメンテナンスまでお願いしているので、毎年車検でもそれほど面倒には感じていません。
車検をお願いする店舗までの距離や利用環境によって、このあたりの感じ方は変わると思います。
乗用タイプとの違い
ハイエースには、貨物用途のハイエースバンだけでなく、乗用タイプのハイエースワゴンもあります。
乗用タイプなら大人数で乗れる仕様があり、現在のハイエースワゴンには10人乗りが設定されています。
また、自家用乗用車なら新車時の初回車検は3年、その後は2年ごとです。
人を多く乗せたい人や、毎年車検を避けたい人にとっては乗用タイプにもメリットがあります。
一方、私の場合は10人乗る必要はありません。
家族4人で旅行や車中泊に使うことが中心なので、乗車人数よりもハイエースバンの広い荷室の方が魅力的です。
小型貨物を選んだ理由
私の場合は、現在の小型貨物という登録区分が使い方に合っています。
わが家は4人家族なので5人乗りで十分ですし、旅行や車中泊では広い荷室を活用しています。
自動車税は年間16,000円。
その代わり毎年車検になりますが、これまで実際に支払った車検費用を見る限り、私にとっては許容できる範囲でした。
仕切りバーや最大積載量の表示など、貨物車ならではの部分もありますが、普段使っていて大きな不満はありません。
3年以上所有した現在でも、自分の使い方なら小型貨物のハイエースバンを選んで良かったと感じています。
税金だけで4ナンバーを選ばない

税金の安さは魅力ですが、毎年車検や貨物登録の条件まで含めて考える必要があります。
4ナンバーは自動車税の負担を抑えやすい一方、乗車定員、荷室の条件、毎年車検など使い勝手も変わります。国土交通省の車検有効期間資料では、車種・用途による期間の違いを確認できます。税額だけでなく、家族の人数と使い方まで含めて判断してください。
- 必要な乗車定員
- 荷室と仕切りバーの使い方
- 毎年車検の手間と費用
- 任意保険の条件
- 購入予定車の登録区分
まとめ|年間16,000円
私の7型ハイエースで実際に支払っている自動車税は、年間16,000円です。
2.8Lの自家用乗用車の税額と比較すると、自動車税の負担はかなり違います。
一方、小型貨物には毎年車検や乗車定員、仕切りバー、最大積載量の表示など、乗用車とは異なる部分があります。
そのため、自動車税だけで判断するのではなく、何人で乗るのか、荷室をどう使うのか、毎年車検をどう考えるのかまで含めて選ぶのがいいと思います。
私の場合は家族4人で旅行や車中泊に使うことが中心なので、税金だけでなく実際の使い方まで含めても、小型貨物のハイエースバンが合っています。
自動車税だけでなく燃料代や車検代まで含めた総額は、年間2万km走るハイエースの維持費でまとめています。
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